質疑応答ページ

  • 2021年7月28日

こちらのページでは、インストラクター様からいただくご質問で皆さんに共有したほうが良いと判断したものについて掲載して参ります。

※ご質問いただいた順番に掲載しています。

 

Q 認知症に有効なリリースはありますか?

A 認知症など、脳機能に直接影響できるものとして、

明確に言えるものはありませんが、強いて言うなら、
・姿勢改善により脳血流の向上を目指す。
・運動機能向上させ活動性を高めることで、脳タンパクが分泌しやすい基盤を作る。
・脊椎などの可動性を高め、自律神経バランスが整うことで、活性酸素の過剰な産生を抑制しやすい基盤を作る。
となります。
あくまで脳のためというよりは、
健康全般のための行いとしての筋膜リリースが、同じく脳にとっても良い影響を期待できる、
という立ち位置で捉えていただけますと幸いです。
Q 脳梗塞や脳血栓などにより、多少障害が残ってる方はリリースを行っても良いでしょうか?
(1年前に発症。60代の方。リハビリOKと主治医の先生の了解とれています。現在は、ストレッチ重視の体操を行っています。)
A脳卒中後も、症状落ち着いていればリリースOKです!
血圧、脈拍チェックしながら行うのが良いです。
以下、注意点いくつか挙げます。
・痺による運動障害がある場合は、背骨や肋骨などが撓み(たわみ)づらいので、ボールによる刺激が強く伝わりすぎて、筋肉や肋軟骨を痛めるリスクがあると思います。布団の上でやるなどし、他の人に比べ、最初は負担を和らげながら様子を見て行うのがよいと思います。
・特に痛覚や圧覚など、感覚障害がある場合には、痛みに気づきづらいかもしれないので、本人にしっかり説明し、負荷量に注意して行うと良いです。
・リリースの肢位によって、ご本人が体勢をコントロールできずに事故になる恐れもあるので、しっかり動きをコントロールできる範囲、
あるいは、コントロールできるやり方を工夫してお伝えして頂くのがよいと思います。
・骨粗鬆症の有無、血圧、脈拍が安定しているかリリースの肢位を自身で安定して取れそうかを、事前に確認して頂き、
大丈夫そうであれば行っていただいてOKです。
※大丈夫そうかどうか判断が難しい場合は事前にご相談下さい!
Q 体側((脇の下のすぐ下=広背筋・前鋸筋、肩甲骨の外ヘリ(大円筋・小円筋)の辺り)をゆるめると、
後頭骨隆起の下(上項線)〜耳の後ろ(乳様突起)辺りの側頭部頭痛が楽になります‼関係はございますでしょうか?
A 体側をリリースと側頭部頭痛の軽減は影響すると思います!
肩甲骨が内転、下方回旋しやすくなり、肩甲骨のポジション、頸部の筋腱のアライメントが整い、同部の痛みが軽減していると考えられます。
Q 胸郭出口症候群の方で、
鎖骨下付近の詰まりと手の痺れなどが出る症状をお持ちの方へのリリース方法について教えてください。
A胸郭出口も姿勢の影響で、特に、上位肋骨の拡張性低下とストレートネックが影響しやすい印象です。
広背筋や前鋸筋などの、上肢帯と体幹をつなぐ筋肉を中心に、背部全体をほぐしていくのが良いと思います!
加えて、膝裏のリリースも良いです。
Q ゴルファーのパフォーマンスアップ目的のリリースについて教えてください。
A 肩甲骨と骨盤がしっかり可動できることが大事なので下記の部位と、股関節もリリースがお勧めです!
・肩
・肩甲骨周り
・背中
・体側
※前職でゴルフのセミプロ級のドクターがいたのですが肩甲骨と股関節を大事にしていたと記憶しています
Q ギックリ首で苦しんでいらっしゃるこの方の症状を筋膜リリースで緩和する方法を教えてください。
また、痛みが取れた後に同じ症状を繰り返えさないよう、普段から出来るケア方法等を教えてください!
Aギックリは「まずは触らない」が良いです!
患部以外は、肩甲骨をゆるめながら、それだけで楽にらない場合は、下肢のリリースで楽になることもあります!
大腿や股関節の硬さは骨盤・腰椎を介して、脊椎全体の左右差に影響しやすいのと、下腿も、アキレス腱と頸椎が、相互に体の上下のバランスを保っているため。
下肢は、頸に影響しやすいです!
Q 膝に水が溜まっており、少し痛みがあるような方へのアプローチ方法を教えてください。
A 膝に対しては、腰と股関節を行った上で、大腿外側をリリースすると良いです!
膝の中でも特にお皿に水が溜まりやすい場合は、より股関節か大事です。
Q ギックリ腰を繰り返されているお客様が、
リリース体験をされた翌日にもくしゃみをきっかけに再発されたそうなのですが、
これまでは、一度再発すると治るのに1週間かかっていたのに今回は1日で治ったそうです。
これは筋膜リリースのお陰??と聞かれたのですが、そーなのでしょうか?
Aその可能性は大いにあります。アウターマッスルが全体にリリースされることで、インナーマッスルが働きやすくなるので、
自然としなやかな動きを獲得されてきているので、自己修復力が高まったのだと思います。
Q ビフォア アフターの写真掲載について教えてください。
A現在、ビフォアアフターの掲載が法律で取り締まられており、病院、整骨院、サロンなどでは掲載を基本取りやめている状況です。
事業形態などによって発信可能なのかどうか、確認が必要です。
Q 以前、整体院の院長先生に伺ったお話です。
臨床結果、お客様の統計上、ホルモンバランスが乱れ、特に更年期症状がある方は
仙腸関節付近がガチガチに硬く強張っている方が多いとのことでした。
ホルモンバランスと仙腸関節付近の硬さについて、山﨑先生のご見解教えてください。
A ホルモンバランスと仙腸関節の関係は、
①循環の側面(頭蓋仙骨リズム)
②脊椎機能の側面(Spyne Dynamics理論)
の2つが主にあると考えられます。
①頭蓋仙骨リズムの改善による、脳脊髄液還流が改善し自律神経などに好転的にはたらく。
https://youtu.be/otGgT63Jx-o前半部分)
(終盤で仙骨と筋膜の関わりも話している)
②仙腸関節の機能改善で、脊柱全体の機能が改善→脊柱の可動性改善が自律神経バランスの改善にはたらき、
結果ホルモンバランスの乱れを整えることに繋がると考えることができます。
Q 背中に痛み・しびれがある方についてです。
作業で歪んだ姿勢をするためか、骨盤の歪みからきているのか、背中に痛み、と言うよりは痺れを感じるとのこと。
このような場合は病院を進めるべきか、リリースをトライしてみても良いのか?
痺れについて、知識がないため教えてください。
A ご年齢や病歴によるかと思いますが、
骨粗鬆症がある等の場合では、外傷の身に覚えがなくても、4,50代の方でも圧迫骨折などあり得るので、
明確にいつもと違う腰痛や背部痛は注意が必要です。
いつもの腰痛の延長で少ししびれるぐらいであれば、ひとまずリリースしてみて、リリース中の感覚や
アフターの感覚を注意深く感じ教えていただくと良いです。
Q  小・中学生のサッカー男子の
カカトのシーバー病、膝のオスグッド病
について、こちらに有効なリリースを教えてください。
A シーバー病、オスグッドなどは「使いすぎ」✕「使い方」の問題で、特に使い方の問題が大きくでやすいです。
使い方は、全身の使い方が局所に影響します。
全体の使い方は背骨の使い方が特に影響するので、やはり全身のリリースが何より大事です。
全身リリースにしっかり時間をかけた上で、下肢のリリースもしていく、というバランスのとり方がお勧めです。
Q コロナワクチン接種後に
筋膜リリースクラスご参加を希望されている方がいらっしゃり、お受けして良いものは迷われています。
先生のご見解お聞かせいただけます幸いです。
Aワクチン接種直後は副反応の発生リスクが高いため、事前に安静にしておくのが推奨されてはいます。
また、息があがるぐらいの運動で体力が低下すると副反応の発生率高めてしまうため、激しい運動は控えるのが良いとされます。
さらに、汗などをかく場合は、針を刺したところからの感染にも注意が必要です。
リリースボールでのセッションでも、相手のご年齢によっては疲れられるかと思うので、その点は個別に注意が必要かと思います。
また、そこまで疲労させない場合も、接種後24時間ぐらいは副反応が出やすく、
普段と体調など異なる状態でのセッションでトラブルになることもあるので、基本は摂取直後は控えておくことを推奨します。
どうしてもご希望の場合は、
その日生じた体調などのトラブルに関しては自己責任で、患部を清潔に保つよう相互に努力して行うのがよいかと思います。
Q 筋膜の癒着は、ヨガやストレッチでも解消できますか?
Aヨガやストレッチでは、リリースというよりも、骨格などと一緒に、筋膜の歪みが取れる、という認識として捉えてください。
Q ② 元々三半規管が弱く乗り物に乗ったり、ヨガでも逆転のポーズが苦手な方なのですが、
リリースで右を肩からお尻までやった時点で酔い出してしまう方がいらっしゃいます。
普段から酔いやすいとのことなので、リリースのせいではないのですが、
これは、千差万別のお体”個性”として捉え、酔いがでないようにリリースしていただくしかないでしょうか?
または、リリース方法やその他の対策をとって良いが出づらい体質にしていくことは可能なものでしょうか?
Aめまい症などではなく、三半規管が弱くて酔いやすいというものでしたら、強度を下げ行うことが良いです。
特に、体幹などの筋肉の緊張状態が変わることで、姿勢保持の反応が変わると、酔いが来やすくなることも考えられます。
強度を半分ぐらいにして、また、どこかに限局させず全身を行うことで、体幹の緊張状態の変化がバランスよくなされるので、その方が良いかと思います。
もし仮に、右側をリリースして酔いが来やすく右の強度を下げるのであれば、一緒に左の強度も下げ、左右バランスはあくまでクズさずに行うといった感じです。
ただ、右側をリリースした時だけ顕著に酔いが来るのであれば、
元々の体幹筋のバランスが悪い理由や、もしくは別にめまい症などがでる原因などがあるかもしれないので、その場合には、改めて対策が必要かと思います。
Q 11歳の女の子について相談です。
少し運動したりすると、左膝裏からふくらはぎ上部あたりまで痛むことがよくあるそうです。
整形外科で骨を見てもらっても問題ないそうで、ただ頻繁に痛がるので心配です。
五年生で、身長がすでに160センチと高いです。膝の裏にも成長痛は出るものでしょうか?
脛の張りも感じるそうです。
A成長痛は大いにあり得ます。スポーツは何かやられていますでしょうか?
リリース箇所はこの場合は全身が良いです。
成長痛だとしたら、局所の硬さというよりも、全身の成長に対して局所のストレスを分散できていないということになるので、
膝裏や大腿はもちろんですが、同じぐらい脊柱の靭やかさや、
股関節周りの動きのスムーズさが大事です!
Q 腱鞘炎、テニス肘やゴルフ肘の原因とリリース方法について教えてください。
①腱鞘炎 腕(腱)だけをつかっていたり、 腱に負担がかかるポジションで使い続けることで発症いたします。
そのため、姿勢を整え、 肩甲骨を正しい位置で使えるようになることが大切です。
リリース方法は、
背骨、肩甲骨のリリース:7 前腕と手のひら:3
↑上記の割合でリリースしていただくと、根本改善に繋がりやすくなります。
《補足》
腕(腱)に負担がかかるポジションでの使い方 から 姿勢を整えて、 肩甲骨から腕まで全体をバランス良く使える状態に戻してあげるアプローチが大切です。
 テニス肘やゴルフ肘も、体幹と肩甲骨の機能が大事になるので、 基本的な考え方は腱鞘炎と同じです。
イメージとしては、
体幹(全身):肩甲骨:上腕:前腕=4:2:2:2
ぐらいのイメージでリリースする程度が最善です!
Q 「へバーデン結節」に有効なリリースはありますでしょうか?
☆ 
A  へバーデン結節は、手指の変形性関節症と考えられています。
急性期はしっかり保護することで炎症を落ち着けることが、増悪させないためにも大事です。
もし急性期の場合は、テーピングなどで保護する方法もお伝えするので仰ってください。
またその上で、
全身の使い方として指に過負荷をかけやすい状態があるかと思うので、
あくまで全身リリースを行うことが大事です。
基本は、指の保護と全身リリースが大事という前置きの上、
直接的に影響する前腕のリリースと、間接的に影響する広背筋や大胸筋、肩、上腕のリリースをしていただくと良いです。
Q ムズムズ脚症候群の改善について教えてください。 2021/9/15追加
A ムズムズ脚症候群は多くの場合、 原因が1つからきておらず、
全体的な心身のバランスの乱れから発症することが多いです。
薬の服用以外で改善していくのであれば、栄養状態を整えていくことが最善です。
その場合まず、血液検査を実施し、病歴・自覚症状等のカウンセリングを踏まえ、専門家に診断してもらいます。
その後、診断結果より必要栄養素を整えるために普段の食生活はもちろん、サプリメントを摂取して参ります。
※診断結果にもよりますが、やるとなると、サプリメント代の費用はかかります。
ご希望の方は山﨑先生を通して生化学の専門家へ依頼いただくことが可能です。
また、自律神経・ホルモン系から発症していると考えるなら、
体を動かすことが好きな場合は、スポーツの時間増やしたり、 背中がガチガチの場合は、背中リリースを中心に緩めていただくことをお勧めします。
Q 筋肉が硬くなる要因について質問です。2021/9/15追加
筋肉が硬くなるのは筋膜が原因でしょうか?
筋膜が硬くなったり、筋肉に張り付いたりすることで筋肉が硬くなったり動きにくいことはありますが、 筋肉自体も硬くなることはありますか?
筋肉の硬さにはたくさん種類があります。
 ex, 癒着(筋肉と筋膜/筋肉と関節等)、緊張、攣縮等。
なので、ご質問の回答としましては、
「筋膜由来からくる筋肉の硬さ」と、「 筋肉自体が硬くなる (筋肉が硬くなることで筋膜が癒着する) 」の、両方ございます。
硬くなる原因はいろいろあり、 筋肉・筋膜どちらからの硬さスタートなのかに関わらず、相互に関係してきます。
Q 全身リリースを行うことが、日常生活やクラス時間の中で難しい場合、優先的に行うべき箇所について教えてください。2021/9/15追加
 A 姿勢を担う上半身、大胸筋、大腿直筋(骨盤の傾きに影響しやすいため) です。
Q 脳梗塞の後遺症がある方へのリリースについて教えてください。2021/9/15追加
A 全身リリースが最善ですがご本人の目的にもより多少異なって参ります。
①機能自体を治していきたい
②今可能な機能でできることを増やす
③現在以上固まらないように=現状維持を目的とする
①の脳機能を回復させる目的の場合は、新しい動きを再教育していくことが大切です。
その為には、正しい動きを再度覚えていくための全身リリースと、 リハビリにて教えてもらえる運動療法を合わせて行っていただくと良いです。