質疑応答ページ

  • 2021年7月28日

こちらのページでは、インストラクター様からいただくご質問で皆さんに共有したほうが良いと判断したものについて掲載して参ります。

※ご質問いただいた順番に掲載しています。

 

Q 認知症に有効なリリースはありますか?

A 認知症など、脳機能に直接影響できるものとして、

明確に言えるものはありませんが、強いて言うなら、
・姿勢改善により脳血流の向上を目指す。
・運動機能向上させ活動性を高めることで、脳タンパクが分泌しやすい基盤を作る。
・脊椎などの可動性を高め、自律神経バランスが整うことで、活性酸素の過剰な産生を抑制しやすい基盤を作る。
となります。
あくまで脳のためというよりは、
健康全般のための行いとしての筋膜リリースが、同じく脳にとっても良い影響を期待できる、
という立ち位置で捉えていただけますと幸いです。
Q 脳梗塞や脳血栓などにより、多少障害が残ってる方はリリースを行っても良いでしょうか?
(1年前に発症。60代の方。リハビリOKと主治医の先生の了解とれています。現在は、ストレッチ重視の体操を行っています。)
A脳卒中後も、症状落ち着いていればリリースOKです!
血圧、脈拍チェックしながら行うのが良いです。
以下、注意点いくつか挙げます。
・痺による運動障害がある場合は、背骨や肋骨などが撓み(たわみ)づらいので、ボールによる刺激が強く伝わりすぎて、筋肉や肋軟骨を痛めるリスクがあると思います。布団の上でやるなどし、他の人に比べ、最初は負担を和らげながら様子を見て行うのがよいと思います。
・特に痛覚や圧覚など、感覚障害がある場合には、痛みに気づきづらいかもしれないので、本人にしっかり説明し、負荷量に注意して行うと良いです。
・リリースの肢位によって、ご本人が体勢をコントロールできずに事故になる恐れもあるので、しっかり動きをコントロールできる範囲、
あるいは、コントロールできるやり方を工夫してお伝えして頂くのがよいと思います。
・骨粗鬆症の有無、血圧、脈拍が安定しているかリリースの肢位を自身で安定して取れそうかを、事前に確認して頂き、
大丈夫そうであれば行っていただいてOKです。
※大丈夫そうかどうか判断が難しい場合は事前にご相談下さい!
Q 体側((脇の下のすぐ下=広背筋・前鋸筋、肩甲骨の外ヘリ(大円筋・小円筋)の辺り)をゆるめると、
後頭骨隆起の下(上項線)〜耳の後ろ(乳様突起)辺りの側頭部頭痛が楽になります‼関係はございますでしょうか?
A 体側をリリースと側頭部頭痛の軽減は影響すると思います!
肩甲骨が内転、下方回旋しやすくなり、肩甲骨のポジション、頸部の筋腱のアライメントが整い、同部の痛みが軽減していると考えられます。
Q 胸郭出口症候群の方で、
鎖骨下付近の詰まりと手の痺れなどが出る症状をお持ちの方へのリリース方法について教えてください。
A胸郭出口も姿勢の影響で、特に、上位肋骨の拡張性低下とストレートネックが影響しやすい印象です。
広背筋や前鋸筋などの、上肢帯と体幹をつなぐ筋肉を中心に、背部全体をほぐしていくのが良いと思います!
加えて、膝裏のリリースも良いです。
Q ゴルファーのパフォーマンスアップ目的のリリースについて教えてください。
A 肩甲骨と骨盤がしっかり可動できることが大事なので下記の部位と、股関節もリリースがお勧めです!
・肩
・肩甲骨周り
・背中
・体側
※前職でゴルフのセミプロ級のドクターがいたのですが肩甲骨と股関節を大事にしていたと記憶しています
Q ギックリ首で苦しんでいらっしゃるこの方の症状を筋膜リリースで緩和する方法を教えてください。
また、痛みが取れた後に同じ症状を繰り返えさないよう、普段から出来るケア方法等を教えてください!
Aギックリは「まずは触らない」が良いです!
患部以外は、肩甲骨をゆるめながら、それだけで楽にらない場合は、下肢のリリースで楽になることもあります!
大腿や股関節の硬さは骨盤・腰椎を介して、脊椎全体の左右差に影響しやすいのと、下腿も、アキレス腱と頸椎が、相互に体の上下のバランスを保っているため。
下肢は、頸に影響しやすいです!
Q 膝に水が溜まっており、少し痛みがあるような方へのアプローチ方法を教えてください。
A 膝に対しては、腰と股関節を行った上で、大腿外側をリリースすると良いです!
膝の中でも特にお皿に水が溜まりやすい場合は、より股関節か大事です。
Q ギックリ腰を繰り返されているお客様が、
リリース体験をされた翌日にもくしゃみをきっかけに再発されたそうなのですが、
これまでは、一度再発すると治るのに1週間かかっていたのに今回は1日で治ったそうです。
これは筋膜リリースのお陰??と聞かれたのですが、そーなのでしょうか?
Aその可能性は大いにあります。アウターマッスルが全体にリリースされることで、インナーマッスルが働きやすくなるので、
自然としなやかな動きを獲得されてきているので、自己修復力が高まったのだと思います。
Q ビフォア アフターの写真掲載について教えてください。
A現在、ビフォアアフターの掲載が法律で取り締まられており、病院、整骨院、サロンなどでは掲載を基本取りやめている状況です。
事業形態などによって発信可能なのかどうか、確認が必要です。
Q 以前、整体院の院長先生に伺ったお話です。
臨床結果、お客様の統計上、ホルモンバランスが乱れ、特に更年期症状がある方は
仙腸関節付近がガチガチに硬く強張っている方が多いとのことでした。
ホルモンバランスと仙腸関節付近の硬さについて、山﨑先生のご見解教えてください。
A ホルモンバランスと仙腸関節の関係は、
①循環の側面(頭蓋仙骨リズム)
②脊椎機能の側面(Spyne Dynamics理論)
の2つが主にあると考えられます。
①頭蓋仙骨リズムの改善による、脳脊髄液還流が改善し自律神経などに好転的にはたらく。
https://youtu.be/otGgT63Jx-o前半部分)
(終盤で仙骨と筋膜の関わりも話している)
②仙腸関節の機能改善で、脊柱全体の機能が改善→脊柱の可動性改善が自律神経バランスの改善にはたらき、
結果ホルモンバランスの乱れを整えることに繋がると考えることができます。
Q 背中に痛み・しびれがある方についてです。
作業で歪んだ姿勢をするためか、骨盤の歪みからきているのか、背中に痛み、と言うよりは痺れを感じるとのこと。
このような場合は病院を進めるべきか、リリースをトライしてみても良いのか?
痺れについて、知識がないため教えてください。
A ご年齢や病歴によるかと思いますが、
骨粗鬆症がある等の場合では、外傷の身に覚えがなくても、4,50代の方でも圧迫骨折などあり得るので、
明確にいつもと違う腰痛や背部痛は注意が必要です。
いつもの腰痛の延長で少ししびれるぐらいであれば、ひとまずリリースしてみて、リリース中の感覚や
アフターの感覚を注意深く感じ教えていただくと良いです。
Q  小・中学生のサッカー男子の
カカトのシーバー病、膝のオスグッド病
について、こちらに有効なリリースを教えてください。
A シーバー病、オスグッドなどは「使いすぎ」✕「使い方」の問題で、特に使い方の問題が大きくでやすいです。
使い方は、全身の使い方が局所に影響します。
全体の使い方は背骨の使い方が特に影響するので、やはり全身のリリースが何より大事です。
全身リリースにしっかり時間をかけた上で、下肢のリリースもしていく、というバランスのとり方がお勧めです。
Q コロナワクチン接種後に
筋膜リリースクラスご参加を希望されている方がいらっしゃり、お受けして良いものは迷われています。
先生のご見解お聞かせいただけます幸いです。
Aワクチン接種直後は副反応の発生リスクが高いため、事前に安静にしておくのが推奨されてはいます。
また、息があがるぐらいの運動で体力が低下すると副反応の発生率高めてしまうため、激しい運動は控えるのが良いとされます。
さらに、汗などをかく場合は、針を刺したところからの感染にも注意が必要です。
リリースボールでのセッションでも、相手のご年齢によっては疲れられるかと思うので、その点は個別に注意が必要かと思います。
また、そこまで疲労させない場合も、接種後24時間ぐらいは副反応が出やすく、
普段と体調など異なる状態でのセッションでトラブルになることもあるので、基本は摂取直後は控えておくことを推奨します。
どうしてもご希望の場合は、
その日生じた体調などのトラブルに関しては自己責任で、患部を清潔に保つよう相互に努力して行うのがよいかと思います。
Q 筋膜の癒着は、ヨガやストレッチでも解消できますか?
Aヨガやストレッチでは、リリースというよりも、骨格などと一緒に、筋膜の歪みが取れる、という認識として捉えてください。
Q ② 元々三半規管が弱く乗り物に乗ったり、ヨガでも逆転のポーズが苦手な方なのですが、
リリースで右を肩からお尻までやった時点で酔い出してしまう方がいらっしゃいます。
普段から酔いやすいとのことなので、リリースのせいではないのですが、
これは、千差万別のお体”個性”として捉え、酔いがでないようにリリースしていただくしかないでしょうか?
または、リリース方法やその他の対策をとって良いが出づらい体質にしていくことは可能なものでしょうか?
Aめまい症などではなく、三半規管が弱くて酔いやすいというものでしたら、強度を下げ行うことが良いです。
特に、体幹などの筋肉の緊張状態が変わることで、姿勢保持の反応が変わると、酔いが来やすくなることも考えられます。
強度を半分ぐらいにして、また、どこかに限局させず全身を行うことで、体幹の緊張状態の変化がバランスよくなされるので、その方が良いかと思います。
もし仮に、右側をリリースして酔いが来やすく右の強度を下げるのであれば、一緒に左の強度も下げ、左右バランスはあくまでクズさずに行うといった感じです。
ただ、右側をリリースした時だけ顕著に酔いが来るのであれば、
元々の体幹筋のバランスが悪い理由や、もしくは別にめまい症などがでる原因などがあるかもしれないので、その場合には、改めて対策が必要かと思います。
Q 11歳の女の子について相談です。
少し運動したりすると、左膝裏からふくらはぎ上部あたりまで痛むことがよくあるそうです。
整形外科で骨を見てもらっても問題ないそうで、ただ頻繁に痛がるので心配です。
五年生で、身長がすでに160センチと高いです。膝の裏にも成長痛は出るものでしょうか?
脛の張りも感じるそうです。
A成長痛は大いにあり得ます。スポーツは何かやられていますでしょうか?
リリース箇所はこの場合は全身が良いです。
成長痛だとしたら、局所の硬さというよりも、全身の成長に対して局所のストレスを分散できていないということになるので、
膝裏や大腿はもちろんですが、同じぐらい脊柱の靭やかさや、
股関節周りの動きのスムーズさが大事です!
Q 腱鞘炎、テニス肘やゴルフ肘の原因とリリース方法について教えてください。
①腱鞘炎 腕(腱)だけをつかっていたり、 腱に負担がかかるポジションで使い続けることで発症いたします。
そのため、姿勢を整え、 肩甲骨を正しい位置で使えるようになることが大切です。
リリース方法は、
背骨、肩甲骨のリリース:7 前腕と手のひら:3
↑上記の割合でリリースしていただくと、根本改善に繋がりやすくなります。
《補足》
腕(腱)に負担がかかるポジションでの使い方 から 姿勢を整えて、 肩甲骨から腕まで全体をバランス良く使える状態に戻してあげるアプローチが大切です。
 テニス肘やゴルフ肘も、体幹と肩甲骨の機能が大事になるので、 基本的な考え方は腱鞘炎と同じです。
イメージとしては、
体幹(全身):肩甲骨:上腕:前腕=4:2:2:2
ぐらいのイメージでリリースする程度が最善です!
Q 「へバーデン結節」に有効なリリースはありますでしょうか?
☆ 
A  へバーデン結節は、手指の変形性関節症と考えられています。
急性期はしっかり保護することで炎症を落ち着けることが、増悪させないためにも大事です。
もし急性期の場合は、テーピングなどで保護する方法もお伝えするので仰ってください。
またその上で、
全身の使い方として指に過負荷をかけやすい状態があるかと思うので、
あくまで全身リリースを行うことが大事です。
基本は、指の保護と全身リリースが大事という前置きの上、
直接的に影響する前腕のリリースと、間接的に影響する広背筋や大胸筋、肩、上腕のリリースをしていただくと良いです。
Q ムズムズ脚症候群の改善について教えてください。 2021/9/15追加
A ムズムズ脚症候群は多くの場合、 原因が1つからきておらず、
全体的な心身のバランスの乱れから発症することが多いです。
薬の服用以外で改善していくのであれば、栄養状態を整えていくことが最善です。
その場合まず、血液検査を実施し、病歴・自覚症状等のカウンセリングを踏まえ、専門家に診断してもらいます。
その後、診断結果より必要栄養素を整えるために普段の食生活はもちろん、サプリメントを摂取して参ります。
※診断結果にもよりますが、やるとなると、サプリメント代の費用はかかります。
ご希望の方は山﨑先生を通して生化学の専門家へ依頼いただくことが可能です。
また、自律神経・ホルモン系から発症していると考えるなら、
体を動かすことが好きな場合は、スポーツの時間増やしたり、 背中がガチガチの場合は、背中リリースを中心に緩めていただくことをお勧めします。
Q 筋肉が硬くなる要因について質問です。2021/9/15追加
筋肉が硬くなるのは筋膜が原因でしょうか?
筋膜が硬くなったり、筋肉に張り付いたりすることで筋肉が硬くなったり動きにくいことはありますが、 筋肉自体も硬くなることはありますか?
筋肉の硬さにはたくさん種類があります。
 ex, 癒着(筋肉と筋膜/筋肉と関節等)、緊張、攣縮等。
なので、ご質問の回答としましては、
「筋膜由来からくる筋肉の硬さ」と、「 筋肉自体が硬くなる (筋肉が硬くなることで筋膜が癒着する) 」の、両方ございます。
硬くなる原因はいろいろあり、 筋肉・筋膜どちらからの硬さスタートなのかに関わらず、相互に関係してきます。
Q 全身リリースを行うことが、日常生活やクラス時間の中で難しい場合、優先的に行うべき箇所について教えてください。2021/9/15追加
 A 姿勢を担う上半身、大胸筋、大腿直筋(骨盤の傾きに影響しやすいため) です。
Q 脳梗塞の後遺症がある方へのリリースについて教えてください。2021/9/15追加
A 全身リリースが最善ですがご本人の目的にもより多少異なって参ります。
①機能自体を治していきたい
②今可能な機能でできることを増やす
③現在以上固まらないように=現状維持を目的とする
①の脳機能を回復させる目的の場合は、新しい動きを再教育していくことが大切です。
その為には、正しい動きを再度覚えていくための全身リリースと、 リハビリにて教えてもらえる運動療法を合わせて行っていただくと良いです。
Q 手・指にリュウマチのある方へのリリース方法を教えてください。2021/9/30追加
A リウマチの方は、特に手指などは繊細なため、 リリースなどを行う際は、ごくごく優しく行うというのが良いです!
適度に行う分には、血流が促進し、関節の強張りの緩和にもなりやすいですので、 ご本人の中で無理のない範囲を見定めて行っていただく分には良いと思います。

Q下肢静脈瘤のある方が、リリースをする際、気をつけた方が良い点はございますでしょうか?2021/11/8追加

お医者さんで手術を勧められたが受けない選択。圧着靴下を毎日履いてる。特に生活に困ることはない程度。
A 静脈瘤がある場合は、循環が阻害されて老廃物がその場所に溜まりやすくなっているかと思います。
細胞も柔らかさを損ねやすいので、刺激により内出血などは気をつけたほうが良いと思います。
また、血管自体も浮き出ている状態なので、直接刺激され傷つくのを注意したほうが良いです。 基本は、ゆっくり刺激少なめにリリースされることをお勧めします。

Q筋膜リリースをした後は、激しく動くのはNGですか?2021/11/22追加

マッサージ後は、筋肉が緩んでいるから筋肉は働きにくい。また激しい運動は控えてゆっくり休めてくださいといわれます。

A

筋肉の緩さだけにフォーカスすると、仰るような見方もあると思うのですが、
全身のリリースをしたあとは、筋肉が緩むというだけでなく、筋膜や骨格の歪みが調整されている状態になります。
そのため、全体的に噛み合いが良いので、自然な動きを出せるかと思います。
また、局所的にリリースを重点的にしたときは、仰るような筋肉が緩まっていることに、適宜注意しつつで良いと思います。
考え方として、リリースの本質的な目的は「緩める」以上に、「整える」というところにあるとイメージして頂ければよいかと思います。

Qリリースボールとその他テニスボール等の代替ボールの違いはどのような点がありますか?2022/1/16追加

A

テニスボール等代替ボールと、リリースボールの1番大きな違いは、「グリップ力」。

グリップ力が大切な理由は下記の通りです。

“筋膜リリース”の基本は「1点を固定した状態で1点を動かす」と言うスキル。

ボールが体にフィットしグリップ=安定感がつくれた状態でロールしなければ、”筋膜リリース”にはならないと言うことがございます。
指圧の代替として、体に刺激を伝えることが目的の場合は、テニスボール等でも可能ですが、厳密に言うと”筋膜リリース”とは言えないと、言う理論となります。
また、テニスボールは中が空洞のつくりとなっているため、劣化しやすく、圧を加えた状態でロールし過ぎると破裂する可能性が高まります。
※実際に破裂した方もいらっしゃいます。
継続的使用により、性質が変わってくるので体への一定の結果を出しづらいと言う点もございます。
その他、使った際の体感覚はもちろん、絶妙な弾力性を耐久性高く保てる点も専用ボールの大きな魅力です

Qバネ指の方の原因とおススメのリリース方法について教えてください。2022/1/24追加

A

バネ指も、腱鞘炎やテニス肘同様、基本はまずは全身リリースです。
また、その上で肩甲骨、肩、上腕(特に三頭筋)などをしっかりほぐした上で、前腕のリリースです
身体の中心の硬さや、姿勢不良が改善してくると、自然とばね指も出づらくなります。
指に近いところは仕上げとして行うとうまく行きます。

Q背面のリリースで側湾が進んでいる方は、

左右での筋バランスがすでに崩れていると思いますがその方に対してのアプローチはどうしたら良いですか?
その方は手術を勧められたレベルの側湾をお持ちで、側湾している側の背中は明らかな筋収縮があります。2022/1/24追加

A

まずは均等にリリースが良いです。
側湾の方のリリースの目指す方向性でしては、左右の差をなくすというよりは、バランスを崩したまま固まってしまっているのを解消し、靭やかさを取り戻すという感じです。
そのため、筋膜で全体的に固めてしまっているのを解きほぐすのが具体的な方法論になると思います。
側湾ついでに猫背で固まっている方もいるので、そのような方は背面だけでなく、広背筋なども効果的かと思います!
ご相談の方は、手術をするレベルとのことなので、寝て難しかったら座って行ってください。
いずれもできる範囲で行えるものはよいと思います。
一点だけほぐすと、特に側湾の方は、バランスのとり方が特徴あったりするので、バランスを崩さなあためにも、あくまで全体に、優しくです。
※軽くやれば反動など、仮に出ても強くは出ないので、事前に説明をし、もし反動が明確に出る場合はいちど中止で良いです。

また、80度程度の側弯をお持ちの方も基本は上記と同じ点に留意しながら進めていただければ良いですが、特に側湾の強い方のポイントは、姿勢のとり方や筋肉での固め方など、どのように反応が出るかが予測がつきづらいので、ごく軽くから行い、大丈夫であることを確認して頻度や強度を増やすこと。

また、都度立ったりしながら、状態に問題がないか確認して行うことをして頂ければと思います。

Q臀筋群のリリースで、坐骨神経の人で痺れなどがある方は強度を弱めればリリースしてOKですか?2022/1/24追加

A

坐骨神経痛の方へのリリースにつきましては、痛みのある箇所を除いて、多少の痺れがあっても優しく臀部をリリースをされてみた際に、
快適な方向に変化した等、ポジティブな変化がある方につきましては
リリース前&リリース中&リリース後
それぞれの地点で、セルフモニタリングをされながらリリースいただくと良いです!
また、小殿筋の硬さが、坐骨神経痛と似たような痛みを出すことがあるので、こちらもチェックしておくのが良いです。
小殿筋をダイレクトにほぐすのは難しいかと思うので、中殿筋のリリースで股関節の柔らかさが出ると、小殿筋も緩むと思います。

Q猿腕の方について。四つ這いで、肘に押し込みをかけていらっしゃるので、押し込みを外して三頭筋を働かせてと伝えると三頭筋が攣りそうになるようです。

猿腕の方に、リリースボールで三頭筋をほぐすことは、有効なのでしょうか?・有効となるリリース箇所・体の使い方のポイントについて、教えてください。
2022/2/14追加

A

三頭筋自体も、働けないまま筋膜的なかたさがあると思うので、リリースはして頂いて良いです。また、三頭筋だけでなく、三角筋、二頭筋、大胸筋、広背筋、菱形筋などから硬いところを探していくのも大事です。あとは全身リリースで、肩甲骨と背骨の連動が良くなると更に良いと思います。
その上で、リリースと合わせて使い方の意識自体を変えるようなことをして頂けたらと思います。

Q肋骨が開いていて、閉じない感覚のある方の理由と改善方法につき教えてください。2022/2/14追加

A

基本的には、肋骨の部分的な問題というよりは、胸郭自体のポジションの問題であることが多いと思います。
腰椎から胸椎にかけての機能低下が原因で、胸椎と腰椎の境目あたりがきれいに前弯できていない場合に、
全体として、肋骨の下の辺りが前に飛び出るように極端な胸の張り方をした姿勢になり、そのまま閉じれなくなります。
そのような形の場合でしたら、脊柱起立筋全体のリリースをするのが第一に大事です。
胸椎と腰椎の境目あたりを少し多めにしたり、リリースの際に呼吸が深くなるよう内観を伴い行ってもよいです。
また、そのままの姿勢での固定が続いていて、腕の上がりも悪かったりする場合は、広背筋や大胸筋のリリースも大事だと思います。
いずれの場合も、胸椎は筋膜の連結としても多くの筋が入り交じる場所なので、全身リリースが全体的に基本中の基本ではあります。

Q筋膜リリースのレッスン終了後の眠気 倦怠感の症状が強く出る方がいらっしゃいます。これは、好転反応ととらえていいのでしょうか?体が楽になったのと同時に、一気に倦怠感が来るのは 緩めすぎたのでしょうか?様子を見ていても問題はないでしょうか?2022/2/14追加

A

一時的な倦怠感や疲労感、眠さまた筋肉痛のような症状はリリースによるものと考えられます。
まず1つといたしまして、強ばった筋肉には、老廃物や疲労物質等が溜まっていた状態なので、それらがリリースにより流れ出すことで、お体から排出されるまでだるさや疲労感、眠さ等となって実感されることがございます。
また、少しお体にとって負担となるような(痛気持ち良い態度を超える)刺激が筋肉にかかった場合筋肉痛の症状として現れることがございます。
ですがどちらも通常、日が経過する毎に改善して参ります。
また、あとは、脳に血流がいきづらいときはぼーっとしやすいのですが、特にいちばん影響しやすいのは、首(あるいは顎)の筋肉が緊張しているときが多いです。
姿勢に関わる筋肉をリリースすることで全体的に緩み、
その状態で姿勢を維持するため(特に重い頭蓋骨を支えるため)、首や顎などが緊張することがあります。
対応としては、少し強度を下げ、必ず全身バランスをよく行うこと。局所をほぐしすぎると上記の傾向は出やすいです。
更に、広背筋や大胸筋などの、大きな筋肉で、猫背姿勢を作りやすい筋肉は、重点的に行い調子が良い場合は、重点的に行っても良いです。
骨盤などの働きに影響するという面では、大臀筋や大腿四頭筋なども同様です。いずれの場合も、必ず左右均等に行うことがポイントです。

Q横隔膜の筋膜リリースについて。肋骨の内側の骨に沿ってほぐすのも横隔膜のリリースになるでしょうか?手でマッサージする記事をよく見ますし、実際自分でもしていましたがボールでしても同じ効果があるんじゃないかな?と、思いました。2022/2/14追加

A

「横隔膜をしっかり捉えて解す」となりますと、仰向けで膝を立ててお腹を緩めた状態で、肋骨(八の字になっている骨)の裏に指をぐっと差し込んで、深い呼吸を繰り返す等のアプローチが必要となります。
ボールでリリースする場合は、うつ伏せに寝て、肋骨(八の字の少し外側=みぞおちトップではなく、少しハの字に開いた辺り)にボールを当てて深い呼吸を吸う呼吸繰り返すアプローチで横隔膜を解すことは期待できます^ ^
注:みぞおちトップの辺りは心臓があるため、裂けてください
注:肋骨に乗らないようにボールをセットしてください

Q腰痛をお持ちの方へのアプローチ方法について教えてください!YouTubeなどで腰痛の人は余計腰の筋肉を傷つけてしまうので腰をほぐしてはいけないという情報を目にしたのですが、私はガンガンほぐしていますしお客様にもレッスンでしてもらっていますが、認識は合っていますでしょうか?2022/2/14追加

A

腰だけをリリースするのではなく、骨盤の位置を調整できるようにその他箇所も合わせてリリースすることをお勧めいたします。
■反り腰で腰痛持ちの場合
①お尻(大臀筋)リリース
②腰リリース
③恥骨あげて、尾骨を下げる意識
④骨盤底筋のエクササイズ
■腰が丸くなっている腰痛持ちの方の場合
①ハムストリリース
②お尻
③腰リリース

Q過去に乳がんを患って片側の胸を全摘、腋窩リンパを取ってしまった方がいます。リンパ浮腫により腕のむくみ、肩の内旋がお悩みです。やってはいけない所はありますか??

個人的には大胸筋のリリースもやりたいんですが胸にボールを入れる事の不安が強く、この前はできませんでした。うつ伏せになる事に対しての抵抗はないです。
摘出から10年はすぎていて、定期検査も終了しています。主治医の先生より特に注意されている事はないみたいです。痛みの出る体勢は特にないです。
ただ、摘出した方の腕が反対側と比べ可動域が狭くバンザイの姿勢が取りにくいです。施術の際、デコルテのリンパを流すのは抵抗ありません。2022/2/16追加

A乳がんの術後の方には、なるべく術部がかたくなりすぎないよう、少しずつほぐしていくことを、私は大事にしています。おそらく、触らぬ神に祟りなしの感覚で、敢えてほぐす方が少ないのだと思いますが、仰るように、可動域制限がすごく出やすくなると同時に、姿勢も猫背になったり、胸郭の拡張性が低下したりもしやすいです。

リリースは、循環が停滞しやすいために、基本痛みが出やすいですので、不安の少ない肢位や工夫をして、弱い強度から地道に行なっていただければ良いと思います。
また、腕挙上のストレッチも、気がついたときに行なっていただくのが良いです。内旋位で固まっているかと思うのですが手のひらを返した状態でバンザイの肢位で伸ばして頂くのだが良いとおもいます。

ストレッチして30秒キープを、1日に3〜5回行うとよいです。

Q人の柔軟性(可動域)は、どのような要素で決まりますか?2022/2/27追加

A

・生まれ持った体の組成の割合(コラーゲン、エラスチン)
・筋肉の柔軟性
・使い方のバランス
が基本です!
とくに、筋肉自体の柔軟性と同等に、使い方のバランスは大事だと思います。
例えば股割りができるような方も、股関節だけが柔らかいのではなく、骨盤や背骨の使い方全体が、しなやかにできているからこそ、全体的に関節の動きに無理がなくなり、股割りができます。
ちなみに、生まれ持った関節のつきかたについては、柔らかさや可動域の指標というよりは、どの動き、どの競技に特化しやすいか、への影響というのが適切かと思います。
生まれつき、骨格的に股関節が外向き傾向の方は、例えばバレエを行う上では有利になります。
骨格の向き的に、バレエの基本肢位がとりやすいのです。国によってはそれだけでバレエのエリートコースに入れるかどうかに関わると聞きます。
また、生まれつきの関節の付き方が柔らかいかどうか、という部分は、コラーゲンが多いかエラスチンが多いかの違いになるため、生まれつきの組成の柔らかさは筋膜でも骨格でも同じです。

Q上腕(三角筋の停止部と二頭筋、三頭筋が交差する辺り)をリリースすると、肩こりの改善と僧帽筋の緩みを感じる理由について教えてください

また、ビン!と、鋭い痛みが走る感覚もあるのですが、こちらは神経に触れているなどが原因でしょうか?その場合は、痺れに似た痛みが走らない範囲で優しくリリースすれば、問題はございませんでしょうか?

2022/2/27追加

A

筋膜の連結によるものと考えられます。浅後腕線(SBAL)という筋膜のラインがあり、添付の図のように連結しています。僧帽筋と、三角筋~上腕外側まで密接に繋がっています!
また、ビン!と響く感覚や痺れは、神経に触れていると思います。その場合は、直接そこをリリースするのではなく、周りからじっくりと、明確なしびれや痛みがないように行うのが良いです。

Q足裏や、肩背中をリリースしたときに、マットに足裏や背中がビターっと密着する感覚はなぜ得られるようになるのでしょうか?

緊張や強ばりがとれたり、使いすぎの筋肉筋膜をゆるめて、全体のバランスが整えられたため。使えてないインナーマッスルや小さな筋肉も感覚が目覚めて、全体で身体を支えられるようになったため、との認識で合っていますでしょうか?2022/2/27追加

A

仰って頂いたような解釈で間違い無いかと思います。こわばりが取れることで、関節や筋膜などの動きのゆとりができます。そのことで、関節や筋膜などが、外からの刺激に対して繊細に反応できるようになります。固めた使い方をしてしまっているときは、細かい動きの変化に関節や筋膜が対応する必要がなくなってしまうので、関節や筋膜自体の、外からの刺激に対する繊細さが低下してしまいます。

また、ガチガチの状態では、動きの能率が悪く、自律神経的にも緊張傾向になるため、全体に体の状態に内観しづらくなるかと思います。そのため余計に緊張が抜けないので、じっくりリリースることで、一つ一つの関節や筋膜の動きが目覚め、マットに吸い付く感じになるのだと思います。

Q弊社のボールで太ももをリリースするのと、フォームローラーで、太ももをリリースすることの違いについて教えてください。

やはり筋膜をとらえて、リリースできるのはボールですが、フォームローラーで、リリースする価値はどこにありますか?フォームローラーでやる場合は筋膜リリースというよりは、ストレッチに近い効果をえられると言うことでしょうか?
フォームローラー反対派ではないのですが、お客様によっては、ローラーもいいというかたもいらっしゃるので、使い分けについて知りたいです。2022/3/24追加

A

はい、フォームローラーに比べてボールの利点は、筋膜をグリップしやすいことだと思いますので、筋膜をリリースするのには適していると思います。
フォームローラーは、構造的に安定しているため、一定の圧をじっくりかけやすいのが利点だと思います。体重を上手く使って奥の方に刺激が届きやすいと思います。また、筋膜をリリースというよりは、筋肉をほぐしているのにより近いと考えていただければと思います

Q大腿筋膜腸筋の筋膜リリースをするとき、大腿筋膜腸筋の下に繋がる腸脛靭帯までリリースしても意味はありますでしょうか?

腸脛靭帯のリリースを行って良い場合、大腿筋膜腸筋から腸脛靭帯までのリリースを行い、脚側面の硬さを改善していくことで、股関節内旋のねじれを解消させていくことが可能になりますか??2022/3/24追加

A

脛靭帯の停止部は、脛骨粗面というよりは、ガーディー結節(脛骨の外側)になります。ここは他の筋肉の停止はない認識です。
仰るように、靭帯そのものはリリースしてもほぐれづらいので、腸脛靭帯のリリースをする際の考え方は、腸脛靭帯そのものではなく、
・腸脛靭帯に繋がる、大腿筋膜張筋や大殿筋をリリースすること。
・また、腸脛靭帯は奥のほうで、外側広筋や大腿二頭筋の筋肉の間に巻き込むように連結しているので、その連結をほぐすとよいです。
実際には、腸脛靭帯を丁寧にリリースしていくようなイメージで行うでも、結果として奥のほうがじっくりほぐれてくると思います。ポイントは丁寧にほぐすという点です。
靭帯や腱などの分厚いところの組織は、針を勢いよく突き刺してもなかなかやぶれないぐらいかたいので、無理にほぐそうとしても、良い反応が特に出づらいところだと思います。バターが溶けるようにのイメージでじっくりほぐしてください。
また、上部に関しては、特に大転子の可動性にも直接影響しやすいので、上手にほぐすと変化が出やすいと思います。仰るように股関節内旋で固まっている方にも有効だと思います。同様に、腸脛靭帯とハムストリングすの境目で、下1/3あたりの場所も、膝の動きに影響しやすいので、こちらも変化が出やすい場所です。

Q上腕三頭筋の下に走る神経は具体的にどの辺ですか?2022/04/07追加

A

下記図にある神経2つが圧迫されやすいです。上は腋窩神経という神経で、脇の裏辺り、下は橈骨神経という神経で、脇の少し下辺りです。
この辺は強いリリースを避けていただくと良いです。

Q腹部リリースについて。腹部が硬くなる要因はどのようなことが考えられますか?2022/04/07追加

A

考えられる要因としましては主に、交感神経優位で、臓器が緊張している状態です。
また、腹筋が収縮したまま固まるというのも一つあると思います。
ただこちらは、どんな硬さとして感じているかによると思います。いわゆる、お腹の張りでしたら、緊張の要素が強いと思います。
そうではなく、癒着して、体表から触ると動きが出づらい、というような感じでしたら、
収縮異常により腹膜などと癒着した硬さとして感じるものが多いと思います。この場合は、お腹全体の張りいうより、触っている筋肉や膜が、硬いという感じだと思います。
どちらに起因しているものでも、優しく腹部の筋膜リリースをするのはOKです!