筋膜リリース検証会結果報告

  • 2022年6月8日

■実施日:2022年5月12日(木)10:00-12:00

■実施場所:都立大整形外科クリニック

■協力者:

higuchi鍼灸院院長 樋口尚生先生

理学療法士 山﨑大士先生

■被験者:30〜40台の女性インストラクター11名

■検証内容

1.AIの姿勢チェックシステムを使用した姿勢変化検証

2.筋膜リリース前後の筋膜層や筋肉の状態変化をエコーにて検証

 

1.については、下記手順で実施。

①AI姿勢チェックシステムを使用して筋膜リリース前の姿勢を確

②理学療法士山崎先生より、①を踏まえて個々の体において姿勢改善のために必要な筋膜リリース箇所をアドバイスいただく

③②のアドバイスを元に筋膜リリースセルフケアを実施

④ AI姿勢チェックシステムを使用して筋膜リリース後の姿勢を確認

 

2.については、下記手順で実施。

①筋膜リリース前の僧帽筋の状態をエコーにて確認

②僧帽筋リリースを実施

③筋膜リリース後の僧帽筋の状態をエコーにて確認

 

 

■検証1の結果例

★千葉江里華インストラクター

《リリース箇所》

①胸筋

②腸脛靭帯

※胸椎の後湾と骨盤の落ち込みがあるので胸筋

※股関節伸展、左膝蓋骨脱臼があるので腸脛靭帯

 

《リリース後に見られたポジティブな変化》

・首の前傾加減

・バストの位置

・膝から股関節の前傾角度

の改善が見られた。

 

 

★藤元愛子インストラクター

《beforeの状態》

・X脚が見られる。

・右の肩が非常に下がっている

・腰椎が平坦で反りが少ない

 

《リリース箇所》

①大胸筋リリース

②広背筋リリース

※胸椎周りの硬さ改善&胸を開きやすくすることで肋骨が上がってくることを目的

 

《リリース後に見られたポジティブな変化》

右肩が極端に下がっていたが、(手の長さがずいぶん違います)リリース後は左右の肩の高さが整った。

横向きも、リリース後、前後のズレなしというかなりの高得点へ変化。

 

■検証2データと樋口尚生先生からのまとめ

5月12日検証会エコー像まとめ

 

まとめ

上記添付結果報告資料記載の通り、今回の反省を活かし、今後も繰り返し検証会を実施することでデータの精度を上げていくこと、また変化を明確にとれる方法を探っていきたいと思います!

つきましては、インストラクターの皆様、今後とも継続的なご協力何卒よろしくお願いいたします!!